ヌリの困った食堂

直訳するとこんな感じ?NURI's naughty warung。
本来は「腕白な」とか「行儀の悪い」という意味の“naughty(ノーティ)”だけど、おいし過ぎて止めたいのに止められないような時にも“This is naughty!”とか言う。そんなおいし過ぎて罪な食堂なのだ。


実はここの存在を知らなかった。ネカ美術館でも寄ってみる?とバイクで向かったときに、道路の反対側にある食堂に人があふれているのを見て、美術館を蹴ってこっちに来たのだ。これが正解!


店の入り口で、これ見よがしに焼かれるBBQたち。漬け込まれた肉がうまそうっ!大きなボウルに山盛りになって、どんどん運ばれ、どんどん焼かれ、どんどんテーブルに運ばれてゆく。この匂いでメニューはもう読めない。つーか読みづらい。

ポールはすでに心を決めていた。BBQチキンだ。私はほかのメニューも試したくて(あまのじゃく)チキンカレーにしてみた。私の前に置かれたのは、これ以上チキンが主張しようがないカレーだった。

きっと鶏半分まるまる入ってると思う。ごはんを忘れるカレーは久しぶりだった。


ポリスマンもやってきた。警官がやってくる食堂はたいていおいしいのだ。メニューを見ることなく注文している。そして飲み物が運ばれてくると…店のおねえちゃんがカクテルシェーカーを高く掲げ、シャカシャカやりだした。昼間っから?しかも、職務中のポリスですよねぇ?
後でわかったことだけど、ここのマティーニはかなりイケるらしい。


マティーニ情報を教えてくれた夫婦は、ネカ美術館の前後にこの困った食堂に行ってしまったらしい。腹ごしらえしてから美術館鑑賞し、ほかの人が食べてたBBQスペアリブが気になって、鑑賞後に再び立ち寄ってしまったんだとか。BBQスペアリブは相当デカいので2人で食べてちょうどよかったとのこと。
次回は絶対にBBQスペアリブ!!&マティーニ