パイの思い出作り

昨夜、飲みすぎて起きれないところにOnnから電話がかかってきた。友達がChinese Villageに行くから一緒にお昼でもどうかと誘ってくれたのだ。朝ごはんもまだだけど、急いで支度をしてでかけた。パイの中心部から北西にあるChinese Villageは、リス族の集落の少し手前にある。数年前までは周囲とトラブルが続いていたChineseに政府が支援してレストランや土産物屋を建てて、新たな観光ポイントとして生まれ変わったらしい。

メニューは全部タイ語だったので、オーダーはOnnにおまかせした。特に中華料理!って感じじゃないけど、どれもおいしい。ポールが日本のTV番組のマネをして、おおげさなリアクションで「スゴーイ、マイウ〜!」と言いながら食べると、タイでも日本の昔の番組をやっているのでわかるらしい。みんなしてオ〜オ〜言いながら食べた。

夕方、行ってみたかったカフェがあったことを思い出し、急いで南下した。パイの南は「高原」って感じで、象に乗ったり温泉があるのも南だ。その途中にすごくステキなカフェがあって、Onnもすごくいいよと言っていたので、ぜひ来てみたかったのだ。

‘Coffee in love’は半セルフで勝手がよくわからなかったんだけど、珍しくお水もフリーで飲めて(大抵は水を飲みたかったらペットボトルの水を買う)、勢いで注文したケーキも甘すぎず非常に美味でした。ポールが2年前に新しいリゾートのパートナーにならないかと誘われたことがあって、結局断ったんだけど、その土地もこの近く。パイでは中心部のバックパッカーエリアからちょっと離れた広い土地に、ちょっと高級チックなリゾートが増えている。2年前にはただの山道で、温泉やエレファント・キャンプへの通過点でしかなかった場所で、こんなとこに家を建ててどうするんだろうとポールも思っていたらしいが、いまやステキなカフェとなり、多くの観光客が「ちょっと休憩」しに立ち寄っている。見晴らしも最高。周囲にリゾート開発が進めばお店も増えて、もっと便利になるだろうね。ポールは観光ビジネスをする気はないらしいけど、やっぱりパイに住みたいらしい。んー。慣れてきて先日ほどストレスは感じなくなったけど、でも長期滞在はムリだー!

夜は再びSunset BarでBBQ。今日はOnnの取引先でもあり友達がワインとソーセージを持ってくるという。食品卸のJunは新商品の紹介がてら、取引先を回りつつ観光も時々してるとか。ベジタリアン用の玉ねぎでできたソーセージは柔らかくて本当においしかった。ポールとOnnはベーコンが気に入って、飲みやすいし食事に合うよ、とすすめられて久々にワインを…。あ、明日バスに乗るのに大丈夫か、私?!