ローカルのように暮らす(ジャムゥ屋編)

うちがある1本隣の通りに小さな小さなジャムゥ屋さんがある。
ジャムゥはインドネシア伝統の漢方薬のこと。
傷口に塗ったり、髪に浸透させたりする外用のもあるけど
ここのジャムゥ屋さんでは粉末をお湯で溶いて
飲むタイプのジャムゥを処方してくれる。
夕方以降しか営業していないのかな?
昼間は存在にすら気づきません。

幅2mほどの小さなお店。
プラスチックのイスは4つだけ。
奥は一面ジャムゥの箱が並び
真ん中の空いてるとこからおばさんがジャムゥを出してくれる。
おなかの調子が悪いと言ったら1つ選んでくれた。
粉の入ったサシェには内臓全般みたいなイラストが描いてあった。
き、効きそう…。

茶色く濁ったコップがポールが注文したジャムゥ。
小さなカップはお口直し(?)の甘草のような甘苦い飲み物。
なぞのカプセルと、飴ちゃん。
これでRp10,000。約100円。

私も何か挑戦してみようかと思ったけど
痩せるのとか、肌が白くなるのとか、おっぱいが大きくなるのとか…
種類がたくさんありすぎて決められない(笑)
他にも筋肉増強、関節痛軽減、生理痛緩和とかいろいろ。


居合わせた若い男の子は彼女を乗せて大きなカワサキバイクでやってきた。
ジャムゥを飲んだのは彼だけ。何を飲んだのか聞くと…
「エナジーのやつだよ。明日も仕事があるからね。」と英語で答えてくれた。
がんばれ、若造!


気持ちの問題か、ジャムゥに即効性があるのか
ポールはすぐにおなかの調子がよくなってきた!と言った。
これからは多少の体調不良なら
薬局に行かずにジャムゥ屋に来てみようかな。