ライス・プディングといえば

お昼前にごはんを炊いて、ランチに炊きたてを食べました。
ローカルのお米なので日本のに比べたらおいしくないだろうけど、
私にとって炊き立てごはんはやはり格別。
いつも一度にたくさん炊いて、あとは1膳分ずつラップに包んで冷凍。
ポールはカレーでない限りごはんを滅多に食べないので
私が冷凍ごはんを食べる確率が非常に高い。
なので、ごはんを炊いたときは炊き立てを思いっきり味わう。
スープにごはんを入れて白米を味わわないポールに
ごはんそのものを食べてみてよ、とすすめると
「おいしいね。ほぼライス・プディングみたい。」と言った。


ライス・プディングといえば!
忘れもしない数年前、マレーシアのペナン島でのこと。
朝食が中華のビュッフェで、もちろんおかゆがあったんだけど
それを一目見たポールは「ライス・プディングだ!なつかしー!」と思い
コーヒー・紅茶コーナーから取ってきた砂糖をガバッとかけた。
それを目の前で見た私のショックったら、もう…。
おかゆに砂糖!ありえない!!
ポールは平然と一口食べた、と思ったら
「何コレ、全然ミルク入ってないよ」とご不満の様子。
コーヒー・紅茶コーナーにミルクを取りに戻っていった。
私はまるで行儀の悪い子供の母親のような気分だった。
うちの人が変な食べ方してすいません!みたいな。


ポールにとってライス・プディングはデザートの一種で
甘いミルク粥みたいなもの。
http://www.bbc.co.uk/food/recipes/rice_pudding_85172
でも私個人の味覚として、甘いごはんには抵抗がある。
ごはんの甘みは大歓迎だけど、ごはんを甘くすることはない。
申し訳ないけど、私が炊いたごはんがライス・プディングになる日は来ないよ。