モザイクの料理教室/ウブド

今回、縁があってバリでとても有名なフレンチのレストラン
モザイクの料理教室に参加できることになりました〜!
ここの料理が食べられるだけでも光栄なのに
シェフから作り方を教われるとは!
私って本当にラッキー。


参加者は全部で6人のこじんまりクラス。
レストラン奥にあるキッチンスタジオみたいなところで
まずはソファに座って、
パッションフルーツのジュースを飲みながら談笑。
どこから来たの?バリは初めて?ふだん料理する?
今日作るのはコチラ。3コースメニュー。

1品目:鮭のコンフィとベビーポテト
    クリームチーズソース、サンバル・マタ添え
2品目:ラック・オブ・ラムとターニップのカレー風味
    ココアソース
3品目:フォンダンショコラスターフルーツのシャーベット
    青スターフルーツのスパイス漬けと
    コリアンダーシードキャラメル添え

この料理教室のテーマはアジアンな材料を使ったフランス料理。
こんなの本当に作れるんでしょうか?!


最初はアジアンな材料を実際に見るために
レストラン横にあるハーブガーデンへ。

粉末になったハーブとか、名前は聞いたことあるようなハーブを
生えてる状態で見て、葉っぱや根っこの香りを嗅いだり
実際にそのまま食べてみたり、発見がいっぱい。


キッチンに戻って手を洗い、まずはデザートから。

参加者も順番に呼ばれて工程を1つずつ実践。
チョコレートケーキが焼きあがったときに
真ん中からとろ〜っとチョコが出てくるようにする
コツをたくさん教わりました。
へぇ〜連発。


鮭のコンフィに使うオイルはシェフ特性のスパイスオイル。
「なんとかかんとかを作って油を加えて4時間火にかけて…」
みんな聞き取れなかったところで、一緒に参加した
バリ人のドウィだけ「えぇ?!」とびっくりしている。
バリでよく使われる万能サンバルの名前だったようで
スパイスオイルといっても辛くはなく、甘みすら感じる。


さすがフランス料理。オイルとバターを驚くほど使う。
ベビーポテトはうちでもよく使うのでレシピを活用したいとこだけど
オリーブオイルをあんなにどぼどぼ注いだら我が家は破産します。

左奥がベビーポテト。オイルにひたひたになった状態でコトコト放置。
隣はターニップという西洋野菜なんだけど、
使われたのは私がふだん大根として使っている野菜!
上に乗っているのはバター。大根と同量くらい!
右手前はスパイスシロップに漬かった若いスターフルーツ



魚料理と一緒によく食されるサンバルマタ。私は大好き。
モザイク風に唐辛子少なめ、しょうがの花を加えて
よりサッパリさわやかな感じに。
赤いガリみたいのがしょうがの花。



参加者にはエプロンとハーブ一覧とレシピが閉じられた
立派なバインダーが配布されます。



私はこれが見たかった!フレンチのシェフの盛り付け。
ソースで少し絵を描いて、
丸い型をつかってポテトを盛り付けて
鮭のサイズも実は計算されていたのね〜

大根…いや、ターニップも
カレーリーフとたっぷりのバターですっかり洋風に。

フライパンで焦げ目をつけたラム肉も
オーブンで放ったらかし作戦で焼きすぎ防止。
肉はとってもやわらかく、苦味のきいたココアソースが合う!


デザートのフォンダンショコラは大成功!
私もちょっと手伝ったので心配だったけど
中からとろ〜っと出てきた!

まだ青いスターフルーツは酸っぱいんじゃないかと思ったけど
そんなに酸っぱくなくてさっぱり。
甘いチョコレートケーキと一緒に食べるのにぴったり。
黄色く熟したスターフルーツを使ったシャーベットも爽やかでおいしかった。


試食のときは、グラスワインが1杯つきます。
ローカルワインじゃなくて、ちゃんと輸入された良いワイン。
昼の12時にはじまって、あっという間の4時間でした。

忘れないうちに一度自分で作ってみないと…。