レベッカ

ひょんなことから、久しぶりにレベッカを聴いてみた。
そして衝撃!今聞いてもスゴイ!それとも今聞くからスゴイのか?


レベッカを知ったのはガキンチョの頃。当時、大学生だったいとこの兄ちゃんが学園祭にレベッカが来るって言うのを聞いて「誰?外人?」って思ったくらい何も知らなかったけど、CDを借りてビックリ!曲とかNOKKOの声とか、とにかく雰囲気が好きでそれからCDを買い集めはじめたっけ。


そしてすっかり忘れて20年以上たった今聞いても、ちっとも古くない!(と思う)
しかも歌詞が今でも共感できる。こんなこと歌ってたのか!って驚き。


例えば「BOTTOM LINE」って歌、
ガキンチョのあたしにとって『ボトム=下』だったけど、今思えばこれは『おしりのライン』だったのか〜、と発見。だからサビでも"Keep the bottom line"って歌ってたのね。下の線を保つって何だろうって思ってたんだよ。
歌いだしの"デスクの下じゃ むくんでる足が ヒールとケンカしてるわ"だって、あの頃の私は足のむくみと無縁だったけど、オフィス勤めの頃はよく机の下で靴を脱いでたっけ。今思えばちょっとお姉さんな歌だったのね〜


「CHEAP HIPPIES」
制服の胸は決して爆発しそうに苦しくはなかったけど、
   "憧れはスリムでSexyなBodyなのに
    ミントチョコがやめられなかった" のは同じ。
時代によって流行りのやみつきチョコは変わるけど、理想と現実の行動が矛盾しているのは今もそうだな。
   "友達のスーは最近 失業保険でやってるわ
    あたしも相変わらず地下鉄で通ってるの 長すぎる夢を見て"
って地獄の電車通勤時代を思い出す!同じ歌詞がバブリーな当時と、せちがらい今でも通じるなんて、なんだか皮肉。


「Maybe Tomorrow」
   "疲れ果てた 体横たえ
    目を閉じて今日を思い返す
    汗にまみれて ただがむしゃらで
    夢はまた遠い 1日だった
    だけど明日は きっといいこと
    あると信じてたいの Maybe Tomorrow"
こんな重い歌だったっけ?!まるで宮沢賢治蟹工船のような世界!
ほんと、Maybe Tomorrow だよ〜。明日はいいことありますように!
明日は、日本 vs オランダだぁ〜!