GEDE Homestay

インドネシア語は、ローマ字読みすればたいてい合ってるんだけど、みんな「グディ」と呼んでいる。「ゲデ」では1回では通じなかった。
ロビナでは、そんなグディさんが経営するホームステイ(安バンガロー)に泊まることになった。山道を下り、シガラジャに出たとき、交差点でハローと声をかけられた。「どこ行くの?」『ロビナ』「泊まるとこ決まってる?」『まだだよ。行ったことないから。』「ここオススメだよ。(名刺を差し出す)見るだけ見てみたら?」『ありがとう(受け取る)』そこで信号が青に変わった。彼は行ってしまった…と思ったら、次の曲がり角でこっちこっちと合図をしている。ちょうど一方通行も多くて迷いかけだったから、着いてくことにした。間違いなくロビナには着けるだろう。


連れてこられたのは、ビーチ直結のこじんまりしたバンガロー。ファンと水シャワーだけの部屋もあったけど、けっこう広い清潔な部屋で、ダブルとシングルのベッド、エアコン、ホットシャワー、朝食込みでRp170,000で商談成立。ふだんは何件も聞いて回って一番いいとこを選ぶんだけど、ポールさんの直感が働いたのか即決だった。

ビーチから見たGEDE Homestay

あとでロビナ中心部にも行ってみたけど、今はかなり閑散としてて、ビーチに一歩出れば物売りに取り囲まれる。私はこれが苦手。ロビナのほんの入り口にあるグディ・ホームステイのほうが静かに過ごせるから正解だったかも。


ウェルカムドリンク(といってもコーヒーか紅茶)を飲みながら、チェックインの手続きをしていると、あれやこれやオプションをすすめられた。ダイビングする?シュノーケリングは?釣りは面白いよ。今はマヒマヒがシーズンだし。ドルフィン・ウォッチングは?
イルカ!見たい!生のイルカ!自然の海で泳いでるイルカ!
少しのせられた感じもあったけど、ドルフィン・ウォッチングを申し込んだ。
その手続きをしてると今度は女のスタッフが近寄ってきて、「今夜は何か食べる?今朝釣れたツナか、マーリンがあるけど。時間を指定してもらえれば、それに合わせて料理するし。」お客が少ないから、客単価をあげる作戦か?その手には乗りたくないなぁ、と天邪鬼なことを考えていると、ここにもう2週間も滞在してると言うオランダ人が「彼女の料理の腕はいいよ。」と口をはさんできた。むむむ。じゃあ、ここで食べてみるか。

結局、彼女おすすめのグリルド・フィッシュはおいしくなかった。残念。明日は違う場所で食べよう。


朝ごはんはフルーツすら出ない簡単なもので、量は足りたもんじゃないし、ビールも隣のワルンに比べたら高いし、レストラン部分はほんとにどうしようもなかったんだけど、それ以外では快適で、何よりオーナーのグディさんがめちゃくちゃいい人。予定を変更してここに3泊してしまった。
また来ようっと。

↑グディと、ここで知り合ったオランダ人カップル(釣りの日記参照)

GEDE HOME STAY
電話+62 362 41526
www.gedehomestay.com