Bali Sandat Guest House

またまた予定が狂った。ここは居心地が良すぎる。2泊ぐらいのつもりが、4泊してしまった。


シガラジャからロビナと反対の東方面に走ること30分ほどで、Bondalem(ボンダレム)という村に入る。こんな看板が見えるので、ここでメイン道路からビーチに向かう。どんどん奥まって、道も細くなって、ほんとにこの先に家があるのかと不安になる頃、Bali Sandat(バリ・サンダット)は左手にある。

オーナーはスイス人のティリさん。バリにはかれこれ15年。インドネシア語はぺらぺらで、国に戻ればドイツ語なので、英語は苦手と言いつつも、会話にはまったく問題なかった。
実際に面倒を見てくれるマデ・スリィ(以下マデ3)は“バリのおかん”って感じ。英語もぺらぺら。


客室は全部で4つ。2階建ての1階に2つ、2階に2つ。2階には部屋より広い気がするバルコニーがあって、昼寝ベッドもあるのでのんびりできる。
ラッキーなことに他にお客がいなかったので、2階のバルコニーをフルに使うことができた。

シンプルだけど、物を置いたり、洋服やタオルをかけたり、必要なものは揃ってる気に利いた部屋。エアコンはなく扇風機のみ、テレビなし、冷蔵庫なし、ホットシャワー、朝ごはん付き。



ビーチに向かってタテに長く庭が広がっている。その先は(ほぼ)プライベートビーチだ。遠浅だけど、すぐそこにさんご礁もあるほどキレイな海。ティリがスノーケルキットを貸してくれたので毎日スノーケルした。魚の種類がほんとに豊富で、ミニチュア水族館みたい。

そしてここが贅沢なのは、島の北のてっぺんみたいなもんだから、朝焼けも夕焼けも見えること!写真はビーチ右手に見える朝焼け。



ここを気に入った最大のポイントは、実はごはん!マデ3の料理はほんとうにおいしい。この4泊5日、1度も外に出ることなく過ごせたのも、マデ3のごはんがあったから。
あとコーヒー、紅茶、お水は飲み放題。いつもポットにお湯も入ってて、好きなときに飲めるのもカフェイン中毒のうちらにはありがたかった。

◎朝食:バナナやパイナップルなどフルーツ・パンケーキかトマト入りオムレツ、果物、コーヒー・紅茶(宿泊代込み)
メニューにはないのに、ときどき手作りお菓子とかが出てきた!
◎昼食:ナシゴレン、ミーゴレンなどRp15,000〜20,000(約150〜200円)
◎夕食:要前日予約。なぜならマデ・スリィが毎朝6時に市場に買い物に行くから、当日お願いしても食材が充分にないこともある。
肉か魚、野菜、豆腐やテンペ(大豆を発酵させたもの)がそれぞれ1皿ずつ、ごはん山盛り、果物でRp40,000(約400円)。
最初は正直「こんな町のゲストハウスにしては、ちょっと高いんじゃない?」って思ったけど大間違い。お詫びして訂正します。毎日違う味付けで、なるべく違う食材を使ってくれて、どれもおいしい!いいもの食べて、身も心もキレイになった気がした。ほんとに満足でした。


宿泊客が自由にメッセージを書けるノート。黒い紙だからトロピカルなイラストを描いても映える。なぜかスノーマンとか書いてる人もいた。


看板娘のブラッキー

マデ3と娘たち。あとシャイな男の子が1人。


えっ、お値段?
ティリがいれば、ティリと、不在のときはマデ3と交渉してください。
低予算バックパッカーのうちらが4泊もしたっていうんだから…


■バリ・サンダット
www.bali.sandat.com