ウェールズバー イン パタヤ

今までパタヤで出会った女の子に惚れて、後で泣きを見ている男性を何人見たことか。でも私は女同士なので、話してみると実は素朴ないい子だったりする。友達になりかける頃、彼女たちはパタヤに戻ってしまう。そして2度と連絡はとれない、とってはいけない。これが彼女たちの生活。


でも今回、彼女たちを探してみることにした。そういうバーが立ち並ぶところは限られているし、行ったらバッタリ会えるかも!
ところが現実は厳しかった。狭い敷地にいったい何件あるんだー!奥の奥まで小さなバーがいっぱい。しらみつぶしに…というワケにはいかないな。んー、考えが甘かったか。


探し始めて10分もしない頃、ウェールズの旗がいっぱい貼ってあるバーがあった。国旗にはみんな名前を書き込んでいる。立ち止まって見てると奥からクィーンのフレディ・マーキュリーみたいなおじさんが出てきてウェールズなまりで聞いてきた。
「どこの出身?」
もちろん国を聞いているんじゃない。ウェールズのどこかを聞いている。
ちょっと1杯飲んで話でもしていこうか、とカウンターに座ったのが夕方5時過ぎ。気づけば夜中の1時を過ぎていた。

フレディ(本名はガラス)のバーには、ウェールズ人をはじめ、スコットランド人、アイルランド人が客の大半。みんな「オレたちはケルト民族」という共通意識があるから、すぐに仲良し。パタヤ初日にこのバーを発見してしまって、結局毎日ここに来てしまった。きっとホテルにいた時間より長く滞在してたと思う。


そしてフレディが言うには「このバーを閉めたことがない。ここにあるシャッターだって4年半前に下ろしたけど、それ以来ずっと開いている。」んだとか。最終日はとうとう朝まで滞在してしまったよー(泣)レジ番3交代、すべて見てしまったよー(大泣き)
強面(こわもて)だけど、根はめっちゃいいヤツなフレディ。Facebookでお友達になったし。また遊びにくるねー!


★Kings Bar 2
ソイ8の真ん中らへん。