北の市場

今日は前から行ってみたかったデンパサールに行ってみた。「北の(デン)市場(パサール)引用:地球の歩き方」というだけあって、ローカルの人も買い物のために行くらしい。でも道路は(みんな運転が荒くて)クレイジーだから行きたくないという人もいる。

デンパサールはバリ島の州都のくせに、英語が通じる確率が低い!(と思う)
道を聞きたくて「ハロー!」と言っても全員無視だったのに、「プルミシ?(すいません)」って言ったら一斉に振り返った。しかしその後が続かない…。答えてもらってもわからない…。一方通行は多いし、右折って言われたけど、車やバイクがひっきりなしで、誰も「譲る」ということを知らないらしい。曲がれないじゃんか!!
お目当てのクンバサリ市場に着いたときには私もポールもすっかりストレスにやられて機嫌が悪くなっていた。


さすがローカルもやってくる市場だけあって野菜も果物も安い!スーパーの3分の1から4分の1くらいでは?見たことない野菜もたくさんあって「これは何?」「どうやって食べるの?」とか聞いてたら、周りにたくさん人が集まってきた。おばあちゃんが片言の英語でニコニコと教えてくれる。なんていい人だ。どうもありがとう。その葉っぱものを買ってみた。
するとニコニコばあちゃんが私の肩をたたく。何?頭に乗せた大きなカゴを指さして、どうやら運んでくれようとしてるらしい。よく周りを見れば、頭にカゴを乗せてるのは買い物してる人じゃなくて、荷物持ちして稼いでる人たちだった。
あー、ばあちゃん!あんたの親切もすべてお金のためだったのか?!かわいそうだけど、はっきり「NO!」と5回は言ったと思う。ほんとにしつこい。
メイドさんが「デンパサールは安いけど、私は行きたくない」って言ったのがわかる気がした。超疲れた。


ポールが前から鳥を飼いたがってて、鳥の市場にも行きたかったけど、精神的に疲れてしまって家に帰ることにした。ところがその帰り道でカラフルな鳥を見かけた。
 
ひよこじゃないかー!ひどい…こんな色にしちゃうなんて。ふつうの鳥が欲しい。