悲しい知らせ

また悲報を受けてしまった。昨年末からこれで4人目。
しかも今回はポールの大親友、ポムが亡くなってしまったのだ。信じられない。



4月に渡英したとき、私もとってもお世話になったポム。
前もって連絡が取れず、当日夕方いきなり訪れて「やぁ、ポム!寝室はあいてる?」なんて無礼な挨拶をしたにも関わらず「いつもの部屋だよ。荷物は自分で運びな。」と何食わぬ顔で迎えてくれたポム。
生まれた年はポールより1年若いけど、同じ学年でいつもつるんでいたポム。
学校卒業後すぐに陸軍に入隊して「車に乗ったりしておもしろいから、お前もこいよ」とポールを誘ってくれたポム。
49歳にして孫がいるのにガキ大将のままで、いまでも武勇伝を作り続けていたポム。



クリスマス休暇にはマレーシアに遊びに来るって言ってたのに…。



不思議なことに、数日前に3人目の孫が産まれたばかりだったんだけど、赤ちゃんはどうやら腸の調子がおかしく生死をさまよっていたらしい。ポムはまるで自分の命と孫の命を引き換えに逝ってしまったようだ。ポムらしいと言えばポムらしいけど。



ポムが経営し、かつ暮らしていたパブは、朝は10時過ぎから誰かがポムに会いに来て飲んでるところだった。年上の人も、若い人も、男も女も、ときにはこどもも、みんな一緒に楽しめて笑えるところだった。だからこそ私もすんなりなじめて、2週間も滞在できたのだ。
ポム抜きじゃ、さぞかし寂しいだろうな。


きっと先に逝った人たちと天国でわいわいやってるに違いない。
ポム、どうもありがとう。スキトル(ボーリングの原型)のことは忘れないよ。そして私を車泥棒と呼んだことも(*)。
ご冥福をお祈りします。May he rest in peace.

左から、ポールの兄さんGary、ポム、ポール
(*Tomo=Tomo took a MOTO!と名フレーズを言ってくれたので、私の名前は瞬く間に町中に知れてしまった。)