鍵がない!

ついにランカウイに戻ってきました〜!
今回は長期旅行中の友人宅を半年間借りることに。ほんとは彼らが旅に出る前に、うちらもランカウイに戻って、あれこれ家のことを聞いておきたかったのに、急遽UK行きがあったから、家主とは入れ違いに…。

鍵を預かってくれてたTony&Jeanにまず会って、まぁとりあえず1杯…のつもりが、積もる話もあって、気づけば日付も変わって1:30am!
暗闇の中、ジーンが車で荷物とうちらを送ってくれたんだけど、ドアには鍵が3つもある。1つめは突破できたんだけど、2つめに合う鍵がない!

ジーンが預かってた鍵は全部で5つ。たぶん3つはドアで、1つは車、1つはバイクのはず。ところがどれも当てはまらない!!
ポールはだんだん意地になってきて、力ずくで鍵を開けようとし始めた。こんな夜中に大きな音をたてて…やめてくれーーー!
ジーンは、この鍵は先が丸いのじゃないとダメだと言っている。そんな鍵はない。


私はめちゃくちゃ眠かったので、とりあえず今日はジーンちで寝かせてもらって、明日の朝、サムとか事情を知ってそうな人に電話をしようと提案した。
ジーンは再び暗闇の中を運転。家に着くとトニーも起きて待っていた。事情を説明するとトニーが急に立ち上がった。

「鍵がないなんて、そんなはずがない!俺がやってみるよ。」
え?トニーはうちらの持ってた鍵を使って、1つずつカチャカチャやりはじめた。えっと、それお宅のドアですけど。開いたら逆におかしなことになりますけど?!
ジーンは丸い鍵だと言い続けているし、ポールはサムに電話するって言い続けてるし、みんな酔ってるのもあって、めちゃくちゃ効率が悪い!


トニーも「俺ならサムに電話するね」と言い始めたので、ジーンもムキになってサムに電話をした。いつも寝るときは電源を切っているはずだ。
ところが!ちょっとしてから電話がかかってきた!奇跡だ!!!


サムが言うには、彼女も鍵は5つしか見てないけど、スペアをディーンが持ってるという。
とりあえず今日は寝て、明日の朝、ディーンとやらを探すことに。



翌朝。
外からポールの話し声が聞こえた。大きな声で「Thanks butty!」と言っている。何かいいことがあったんだ!
偶然、近所の家にディーンが立ち寄りに来てて、スペアキーを持ってきてくれたのだ。丸い鍵があるじゃないかーーーー!

ジーンはうちらと荷物を送り届けてくれると、もう1度寝る、と言って帰っていった。ほんとに、ほんとにありがとう!!

というわけで、うちらはこれから半年間、ここに滞在します。
掃除が終わったら写真アップします!