ロンドン、ロンドン、ゆかいなロンドン♪

ポールは以前、鉄道会社に勤めていたので、てっきり家族優待券みたいのをもらえて、お得にロンドンに行けるのかと思ったら、世の中そんなに甘くはなかった!みんないろんな策を企ててくれたんだけど、それでもやっぱり高くて(泣)結局バスで行くことに。


Park & Ride(車を停めて、電車やバスに乗るシステム)
これは交通量を減らすための対策で、駅やバスターミナルの近くに巨大な駐車場があって、公共の乗物に乗るひとはお得に駐車できるってもの。うちらは朝8時発のバスでロンドンに行って、帰りは真夜中過ぎだったけど、駐車代はたったの£3.20。片道3時間ほどのバスだって往復で£17だった。電車だと£80以上はかかったのに!
平日の朝、うちらはいかにも観光に行きます、って感じで浮いてたけど、他はみんなスーツ姿の人ばかり。バスだと多少遅れることもあると思うけど、すごくいい考えだと思った。日本でもやってるのかな?


■1日券 http://www.tfl.gov.uk/
ロンドンに数日滞在して、電車やバスに何度も乗るなら、SuiCaみたいな「オイスターカード」ってのが便利だと思うけど、うちらは今日だけなので1日券を買った。これで電車(地下鉄)だけでなくバスも乗り放題。£5.90


St. Paul's Cathedral www.stpauls.co.uk

ダイアナ妃の結婚式も行われたというセントポール大聖堂。天井に描かれた絵がすごくキレイらしんだけど、さっくり見て回るだけでも90分、しかも£10というわけで、入口付近からこっそり写真を撮って退散。(ほんとは撮影禁止)


Itsu http://www.itsu.co.uk/

チャイナタウンでランチ…の予定だったんだけど、聖ポール大聖堂の裏手に行列のできるジャパレスを発見!弁当Boxに入ったおすしやそばのセットを、健康に気をつけてそうな働きマンたちが並んで買っている!値段も£6〜7と手頃だったので即決、ここでランチしよう!
UKでの米には少々がっかりだったんだけど、ここのごはんはおいしい!私はサーモン中心のオメガ3セットを購入。かぼちゃの種みたいのがたくさんのったサラダ付き。味噌汁は別売りだけど、こんなところで「わかめと豆腐の味噌汁」が飲めるなんて!スプーンをつけてくれたけど、日本人はMisoスープをはしで食べるのさ。味噌汁には謎のスパイシーハーブが入っているらしく、タイ風味噌スープって感じで、んー、ちょっと違うかも。


劇場、劇場、劇場
地下鉄(Tube)に乗ってLeicester Squareへ。ここはブロードウェイみたいに劇場がたくさんあって、地下鉄から地上に出ると「Half Price Tickets(半額鑑賞券)」の看板が目に飛び込んでくる。うまく時間が合えばお芝居でも観たかったんだけど、あいにく火曜日の午後にやってるところは少なくて断念。レ・ミゼラブル、マンマ・ミーア、ヘア・スプレー、グリース、ウィ・ウィル・ロック・ユーなど聞いたことあるお芝居の看板をたくさん見かけた。


The National Gallery http://www.nationalgallery.org.uk

インフォメーションを探してうろうろしてると、偶然ナショナルギャラリーを発見。これまた入場料が高いんだろうなぁ、と思ったら「Admission Free」の大きな垂れ幕が!すばらしい!さっそく中へ入ると日本語の案内も置いてあるではないか。
たくさんの絵が小さな部屋ごとに分かれて展示されてるんだけど、残念ながらゆっくり鑑賞する時間がなかったので、いくつか見たい絵を絞って、部屋を探して歩くことに。ダビンチの「The Virgin of the Rocks」は映画ダビンチ・コードにも出てきた絵だし、ゴッホの「ひまわり」も自分の目で見てみたかったので、これだけで大満足。もしかしたら貴重な絵を見逃してたかもしれないけど。
6カ国語あるオーディオ・ガイドってのもあって、1つ1つ説明を聞きたい人にはいいかも。無料なんだけど、数ポンドの寄付をすればOK。


Trafalgar Square

ナショナルギャラリーの目の前にはトラファルガー広場が。その向こうには大観覧車ロンドン・アイが!ビッグ・ベンが!見どころが徒歩圏にぎっしりだ。シンガポールマーライオンみたいに、思ってたより小さくてガッカリする場合が多かったんだけど、トラファルガー広場のライオンは大きくてビックリ!必死によじ登って、またがった写真を撮ってる大人もいた。子供には大きくてムリだと思う。
昔はハトがいっぱいいたんだけど、糞害のためだか、政府が駆除してしまったらしい。今日は1羽しか見かけなかった。


China Town

再びLeicester Square駅に向かって戻り、SOHOと呼ばれるエリアの手前にチャイナタウンがある。中国人がいっぱいで、観光客はあまりいなかった。正直、あまりワクワクもしなかった。マレーシアにも立派なチャイナタウンはいっぱいあるし、人も少なくて商売大丈夫かな、って感じだった。


Eros

劇場が並ぶShaftesbury Avenueを下っていくと、交差点にエンジェルが〜!地図を見ればPiccadilly Circus(ピカデリーサーカス)と書いてあるではないか〜!
観光客も多くて、みんなエンジェル像のとこに座ったり、写真を撮ったりしてた。ロンドン土産の店もたくさんあって、ダイアナ妃グッズがいまだにたくさんあるのに驚いた。
ピカデリーサーカスから坂を下るとすぐに三越があった。あぁ日本語!あぁ日本人!…と思ったら、客のほとんどは中国人だった。デカいバスが三越の目の前に停まってて、チャイニーズたちは時間になるとバスに乗り込んでいった。


Admiralty Arch

トラファルガースクエアまで戻り、さらにビッグ・ベンに向かって坂を下っていくと、右手にアドミラルティ・アーチが見える。ポールは興奮気味だったけど、この存在を知らなかった私にはただの橋みたい。この先にセントジェームスパークが広がり、バッキンガム宮殿に続いている。


Scotland Yard

スコットランドヤードと言えば、ロンドン警視庁ではないか!しかしここWhite Hall通りにある建物は旧スコットランドヤードで、新しい本部は別のとこにあるらしい。なぜか抜き足差し足になるポール。


Horse Guards

衛兵が時間が来ると交代するのが見れるとこに来た。ポールの親友ポムも、アーミー時代にここで見張り番をしてたらしい。確かに黒くてふわふわの帽子を持ってた!
残念ながら中途半端な時間だったから交代はしなかったけど、彼らは脚が疲れると、歩き回れるらしい。2頭の馬に乗った衛兵と、真中にふつうに立ってる人が一人いたんだけど、真中の彼が疲れたらしく、歩き回ってる間に、私が真中に立って写真を撮ってみた!


No.10 Downing Street首相官邸

映画Love Actuallyで、ヒュー・グラントが手を振って国民に応え、中に入っていったあの家がほんとうに見れるのかと思うと、めちゃくちゃわくわくした。しかし、実際は鉄の扉で道路への入口が閉ざされ、警備員もいっぱい。近づくことさえできなかった…手を振りたかったのにな。


Cabinet War Room(戦時閣議室)

ダウニング街の近く、セントジェームスパークの目の前にある戦時閣議室は中に入ることができる。第2次世界大戦時にここで作戦会議が開かれていたとか。この周辺には防衛省とか財務省とか、すごく重要な建物がいっぱい集まってるらしい。


Big Benビッグ・ベン

知らないことって恥ずかしいと思った。ビッグ・ベンってただの時計台かと思ってたら、その横に立派な国会議事堂があるではないか!スーツ姿の議員のみなさんがぞろぞろと出てきた。中には写真を撮ってる人もいる。まさか初登庁でもあるまいし。


Westminster Abbeyウェストミンスター寺院

ビッグ・ベンの向かい側に、たいそう豪華な建物が!これまた残念ながら閉館したばかりで中に入れなかったんだけど、建物をぐるりと回って見ていたら、中の庭へ続く道を発見。


…1日ロンドン観光はまだまだ続くんだけど、眠くなったので続きは後で。