霜取り

今日は冷凍庫の霜取りをしました。はぁ〜、ものすごい達成感!一仕事終えた感じ。

ことの発端は、うちの料理番長ポールが肉を冷凍してるとき「扉が閉まらないよ」と言ったこと。詰め過ぎでは?と思ったら、冷凍庫の扉をカチッとはめる部分が氷で覆われてて閉まらない!なんだか自分の怠惰さ加減を思いしらされた気分。自分では閉めてたつもりが、きっとだいぶ前から閉まってなかったんだろうな。(ちなみにここの冷蔵庫は1ツ扉なので、冷蔵庫の中に冷凍庫があるタイプ)

包丁を持ってきてガツガツやってみたけど、氷の壁は厚い。そこで食料の減ってきた今日、ついに霜取りを決行したのです!

何かと自分で手を出さずにはいられない番長。私がガツガツやり始めたので、さっそく口出し始めた。「お湯を持ってきたらどう?お湯。」カレー皿みたいのにお湯を入れて持ってきた。それを冷凍庫の中にしばらく放置せよと言うのだ。まさか湯気で氷が溶けるとでも?

霜取りはそんな甘っちょろくないんじゃー!!お湯を氷の壁にそろそろと注いでみた。おぉ〜!氷の壁が薄くなってゆく!追加のお湯を持ってきて見ると、なんと再凍結とでも言うんでしょうか、溶けた水が新たな氷になっていた。大失敗。

そこで、おたまを持ってきて、まだシャリシャリの霜の部分を削ってみた。これが大成功!すごい、すごい!天井も側面もどんどん開拓されてゆく!こんなに広かったのね〜。ガツガツガツ!氷もどんどん欠けてゆく。ガツガツガツ!

「そろそろ扉を完全に閉めない?ベーコンが悪くなっちゃうよ。」と番長。うるさいなー。おたまで削りだした雪の山の上に、無言でベーコンを置いて作業開始。ガツガツガツ。しかし肝心の扉部分だけは厚い氷で覆われたままだ。

道具を果物ナイフに変えて削ってみた。カッカッカッ。どうか冷凍庫本体は削ってしまいませんよーに。カッカッカッ、ばりっ!表面を覆っていた薄氷にひびが入って、氷がバリバリと取れ始めた。うぉ〜、これは楽しい!!カッカッカッ!頑固な扉の氷は最後にお湯攻撃で溶かし、ついに冷凍庫の全体が見えた!ばんざーい!

溶けた水で冷蔵庫内もびちょびちょだったけど、拭くとこれまたキレイサッパリ。まるで新品の冷蔵庫みたい!やればできるじゃないか、私。

その日の夕方、TESCOに行って肉やらパンやら、たくさん買い込んだことは言うまでもありません。