祝・ビザ延長

うちらは2か月の観光ビザ(有料)で1月末にタイ入りしたんだけど、来週で60日がたちビザが切れます。でも、この観光ビザは1カ月延長できると聞いて
いたので、今日はそれを確認がてらサムイ島にあるイミグレ(移民局)へ。お役所は12〜13時がランチタイムだから、なんとしても午前中には着かなくちゃ!!早起きしたものの、のどが痛い、頭が重い…これってカゼ?!バイクで島を半周するのに最悪なコンディション。しかも道路事情が悪く、あちこち砂埃がすごいので、のどが痛い私は健康管理優先。スカーフをマスク代わりに顔に巻いて、サングラスをして、ヘルメットをかぶったら顔が全く見えず、まるでテロリスト!!

なんとか11時半にはイミグレに着いた。外には偉そうにタバコを吸いながら脚を組んで座ってる男がいた。みんな並んで彼の指示に従っている。ポールもとても丁寧な姿勢で挑んだ。どうやら今日すぐに延長してもらえるらしい!カップンカァ〜(ありがとうinタイ語)両手を顔の前で揃えて最大級の尊敬の意を表した。

彼の指示通りに小屋…、もとい、オフィスに入ると受付の人が写真が1枚必要だという。しまった!パスポート用の写真なら山ほどあったのに、念のため持参することすら思いつかなかった!でも、写真のためにまたバイクを借りて島を半周する気もなく、写真を撮ってもらうことに。ポラロイドカメラを構えた彼女に写真を撮ってもらい、待つこと約10分。使わなかった残り3枚の写真を持って彼女がやってきた。「これはあげます。」あ、どうも。見ると真っ黒な四角い写真が3枚ずつ。私もポールも真っ黒!顔がじゃなくて、全体が!どうやら彼女の指だかなんだかが手前で強烈に反射して、うちらは真っ黒な影の中に…。ゴミ箱行きだな。

さらに待つこと、たぶん15〜20分。オフィスの奥から「オー、マンマミーア!」と叫び声が聞こえたかと思うと、最初に表でタバコを吸ってた男が、待ってたみんなのパスポートを持って現れた。どうやら彼がこのオフィスで一番偉いボスだったらしい!再びカップンカァ〜(最敬礼)。

・1カ月延長代…1,900B(約6,000円)
・写真代…170B

もしも、1度よその国に出て、再び入国スタンプをもらって1カ月ビザ(無料)を取得するには、サムイ島は不便すぎる。国境が遠いのだ。「VISA RUN」という日帰り国境越えツアーもあるけど、ミニバスやボートを乗り継いで、1日がかりの旅。朝4時半に迎えが来て、帰りは20〜21時だとか。別にマレーシアを観光するわけじゃないのに!しかもビザランの値段はイミグレよりちょっとだけ安い1,800B。冗談じゃない。イミグレでちゃんと延長手続きができてよかった。

というワケで、4月末まではタイにいます。