ポールのおとぎ話

ポールの食中毒らしき症状もおさまり、昨日はビスケットとチップス(フライドポテト)を食べました。いきなり揚げ物かよっ!って感じですが、チップス大好きなんで本人も喜んでます。


ところで昨夜は寝苦しくって、ファンを最強にしても蒸し暑い風が回るだけ。そんなときに限って「Footが単数形で、Feetが複数形だったっけ?逆だっけ?」なんて今どうでもいいことが無性に気になってしまった。ポールも眠れてないみたいだったから起こして聞いてみた。


私の記憶は正解だったんだけど、1Feetが何インチで、どーたらこーたら…と解説が始まったら眠くなってきた。私は算数が苦手。もっと話してもらおうとお願いしたら、ポールがおとぎ話をはじめた。


「あるところに3匹のくまが住んでいました。」

ふむふむ、タイトルを聞いたことあるけど、どんな話だったっけな?

「お父さんぐまと、お母さんぐまと、小さな赤ちゃんぐまがいました。」

私の頭の中で、3匹のくまがスープを食べてる平和な風景が…

「ある日、猟師がやってきて、3匹とも撃たれて死にました。終わり。」

えーーーー!そんな話だった?!


残酷すぎる。ポールも調子にのって「わかった、わかった。じゃあ次の話。」と言って別の話をはじめた。


「昔々、3匹のブタの兄弟がいました。」

あ〜、この話は覚えてるよ。石の家だよね。

「3匹は家をたてようと相談しました。1匹目はわらの家を建てようと言いました。2匹目は木の家を建てようと言いました。3匹目は石の家を建てようと言いました。」

順調、順調。

「そこで3匹は簡単なわらの家を建てることにしました。」

ほーら、おかしくなってきたぞ。

「ある日、おおかみがやってきて言いました。『こんな家、吹き飛ばしてお前ら食べちゃうぞー!』

3匹の子ブタは言いました。『やれるもんなら、やってみろー!』

ブーーーーッ!おおかみはわらの家を吹き飛ばして、1匹目はベーコンにして、2匹目はBBQスペアリブにして、3匹目は丸焼きにして食べました。終わり。」


ひどい、やっぱりむごい話。もう他人の力は借りず、自分でさっきのフィートとインチの話を思い出して寝ました。終わり。