ポスト事情

実は、12日のハリ・ラヤ・プアサ前日に、ハリ・ラヤ・カードを家族と一部友人に送ってみたんだけど、誰からも反応がない。
ガイドブックには日本には4〜5日で届くって書いてあるのに、遅すぎる!!でも考えられる理由はいっぱい。

遅延理由(1)料金不足で相手にされてない
(2)投函したポストが使われていない
(3)ハリ・ラヤで郵便職員が休暇をとっている…など。

(1)料金不足
ガイドブックにはポストカードはRm0.50で、封書はRm0.55〜と書いてあった。うちらの滞在してるチェナンビーチには郵便局などない。車で30分のクアまで行かないとない。でもポストカードが売ってるってことは、切手もあるよねぇ〜、と思ってレセプションに聞いてみたら、丁寧にミニ・マートを紹介された。あー、あんたのとこではやってくれないのね。
そこでミニ・マートに行って聞いてみたら、断食中の昼間で機嫌が悪いのか「ポストカードはRm0.50だけど、封筒に入ると値段はわからない。ポストカードにしたら?」と言う。アホかぁー!!すでにメッセージも住所も書いて、ここに持ち込んでるのに、今さらポストカードを薦めるなんてビックリしちゃうよ!お話になりませぬ。私が次の店に行こうと思ったら、ポールが「じゃあ、いくらで日本に送れると思う?」というアホな質問をした。こんな小娘の個人的な意見を聞いてどうするのさ!!わからないくせに答える彼女。「Rm2.00ずつ切手を貼ってみたら?」はぁ?はぁ?はぁーーー???ポストカードの4倍!バッカじゃないのっ?!さては高く切手を売りつけようって魂胆だな。「確かじゃないのになんでRm2.00なんて言うの?!」とつい口走ってしまったら聞こえたらしい。「じゃあRm1.00で試してみたら?」・・・?まさか郵便料金で値段交渉するとは夢にも思わなかったよ。しかもここ、タイじゃないよね?マーケットでもないよね?なんか間違ってる。
「他の店で値段を聞いてみたい」とポールに小声で言ってみたら「シリンの近くで切手を売ってた気がするけど、他はわからないなぁ」と言う。最初に泊まったゲストハウスだ。むむむ、ここからちょっと遠い。ほんとにちょっと遠いんだけど、外はギラギラの太陽。しかも不確実情報。あそこまで歩いて売ってなかったらガックリだなー。私の中の最優先項目が‘早くポストに投函する’だったので、Rm1.00で試すことにした。(今考えるとほんとうにバカだった!)ポストは次のミニ・マートの前にあると言う。なんだ、そこで切手を買えばよかった。

(2)ポストが使われていない
小娘の言う‘次のミニ・マート’が見当たらない。道路の反対側だったのかなぁ、と不安になった時に、目の高さに赤い小箱が!POS MALAYSIAと書いてある。ポストだ!!するとここがミニ・マート?店は過去半年は営業していないと思われるくらいガッチリ閉店中。時すでに午後2時半。今日これから回収に来るかな、と箱の側面をのぞいた。ない。逆に回ってみた。ない。え?回収時間が書いてない!ヘタな約束をして遅れるとマズイから記載しないのか?1日1回どころか、毎週水曜日とかだったらどうしよう…。あるいは郵便ポスト風の、この人んちの郵便受けだったらどうしよう…。でも名前が書いてない。えぇい!投函してしまった。もう取り出せない。何か心にひっかかりがあるのは気のせいか。

(3)ハリ・ラヤ休暇中
みんな帰省するみたいだけど、どの店も交代で休暇を取っているみたい。しかも郵便局が一斉に長期休暇に入るのは国としてもマズイよね。この理由は考えにくい。でも人手不足で作業が1日1日遅れているとか…。その日に処理すべきことが終わってなくても時間が来たら帰りそうだもん(すいません、私の南国の勝手なイメージ)。



投函してから10日目。たまたまネットで見てた歩き方のページにマレーシアの旅行情報として郵便料金がのっていた。
http://www.arukikata.co.jp/country/MY_travel.html あれっ?!「封書は20gまでRm1.40…」とある。サァーーーーっと血の気が引く音がした。小娘の言うとおりにしておけばよかった!値段足りてないじゃん!!きっと郵便局で料金不足なもんだからポイッと後回しにされてるんだ。しかも私が書いたホテルの住所が間違ってるとかで、戻すに戻せなくなってるとか。あぁぁぁぁ、どうしよう!!あのポストが使われてなくて、まだ中に入っているなら、こじ開けて切手を追加したい。つーか、今度はちゃんと郵便局へ持って行きたい!あぁぁぁぁ…

後悔の念と、小娘の挑発にのってRm1.00で試してしまった自分のバカさ加減に苦しんでいたら、母からメールが。「今日ハリ・ラヤ・カードが届いたよ」とある。YES!YES!!!あぁ、マレーシアの郵便局と、日本の郵便局よ、ありがとう!