本日のMVPはピーサン


Onnの友達がチェンマイから来るというので、夜はSunset BarでBBQパーティをした。Onnのお兄さん、ピーサン(写真右下。‘年上の人’という意味らしいが、みんながピーサンと呼んでるからポールも「ピーサン」と呼んでるらしい。でも同い年。)が料理担当。Sunset Barにはガスも七輪もあるので、次々と温かい料理が出てくる。OnnのパソコンをつなげばBGMも流れて快適。

ピーサンはどうしても私の名前が覚えられないらしい。ピーサンは英語がほとんどできない。だけど一生懸命私に聞いてきた「My name?」って。「オー、トモコォ、トモコォ」って言えたかと思うと、しばらくしてまた「My name?」って聞いてくる。英語ができるほかのみんなは爆笑。人に名前を聞くのに「マイネーム」はないよね。ピーサンが真剣になればなるほどおかしい。しまいには私の名前が覚えられないのでタイネームを付けようと提案してきた。真顔で「ファックトム、ベリーグッド。」と言っている。ファックトム(またはファックトン?)は「かぼちゃ」なんだって。でも英語での響きがよくないとポールがダメだしをするんだけど、ピーサンはなんでダメなのか理解してない。

ポールはそんなピーサンが大好きで、手のひらをかざして「Give me five!」と言った。パチンとハイタッチをすればいいんだけど、ピーサンはそういう英語文化も知らないから、ポールの手のひらを見上げて自分もポールの背後に回って手を差し出した。二人並んで手を空にかざして見上げている。ピーサンの意外な行動にみんな大爆笑。これは新しい!ということで、それ以来「ピーサン High five!」と言うと、みんな並んで手を上げるようにしている。もし、パイの交差点で「Bar B・Q(バーベキュー)」と書かれた緑の屋台を見かけたら「ピーサン、High five!」と言って手を上げてみて!隣に急いで並んできたら、それがピーサンだから。