どちらが赤を着るのか

今日はウェールズの初戦。ここ最近パブで会ったウェールズ人たちがみんな集まっている!でもユニフォームまで着て気合入れてるのはポールだけ。対戦相手のカナダも国旗からして「赤」いユニフォームだと容易に想像できるけど、ウェールズも赤だし、日本だってストライプこそ入ってるけど赤だ。みんなアウェイな状況のこういう大会では、どっちがメインカラーを身に着けるんだろう。何かルールでもあるのかと聞いてみたら「いいとこに気がついたねぇ〜!」「どっちだろうねぇ〜!」なんだ。みんなわからないんじゃん。

なんと!ウェールズは“黒”のユニフォームで現れた!「Oh! No〜!」悲鳴にも近い叫び声。他の国の人たちが「黒いユニフォームを買わなきゃなー」とからかう。「あんなタイトなユニフォームを着たら問題だよ!」パブでラグビーを見てる人たちのほとんどは肩幅や胸囲もデカいけど、胴囲もデカいのだ、脂肪に覆われて。

写真は私がウェールズの選手の中で一番好きなチャービス。愛嬌があってかわいいでしょ。あと個人的に応援してるハリポタのハグリッドっぽい人がいるんだけど、今日は途中で交代させれらちゃった。

前半はまさかのカナダリードで終了。ウェールズのおじさんたちも「俺たち赤い方(カナダ⇒勝ってるチーム)だったよね?」とか言って現実を受け入れたくないようだ。でも他の強いチーム同様、後半になってもペースが崩れず、結局逆転勝ち。42-17でした。

次の南アフリカサモアの試合も見てたんだけど、あまり動きがなくておもしろくなく(特に解説が聞き取れないので映像だけで見てる私はつらい)、翌日仕事のあるおじさんたちも続々と帰ってしまったので、うちらも今日は早く帰ることにした。会計をしようとカウンターへ行くと…くんくん、めちゃくちゃいいにおい!カウンターの端っこでスタッフ(タイ人ではない)がスープとパンを食べてたのだ。「そういえば、おなか減ったね。」

このポテトとリーク(ねぎ)のスープは50Bとは思えぬおいしさ!じゃがいもが溶けてトロトロに。ネギも甘くておいしい!日本のクリームシチューに似てるかな。パンで器をぬぐって最後までキレイに食べました。ラグビーの中継がなくても、またごはんを食べに来たいなぁ。オーナーのサンディもいい人でラグビー狂だから、ポールともすっかり仲良し。私のことも、もうタイ人だと間違えなくなった。認識された証拠だ。すばらしい。