タイのTV事情

宿泊先によって衛星放送が見れたりする。今泊まってるとこはチャンネルがたくさんあって、海外の番組もいろいろ見れる。回しながら見てると、さっきのとこに戻りたいけど、何チャンだったっけ?というチャンネル迷子によくなる。タイを中心にアジアをさんざん旅行してきたポールが初めて日本にきたとき、CNNとかBBCとかの英語チャンネルがないのに驚いていた。世界で2番目の経済大国なのに!って。日本で海外の番組を見ようと思ったら有料になる。でもタイなら無料で好きなだけ見れる。観光で成り立ってる国は、外国人観光客のために海外のTVを見れるようにしておかないといけないのかねー。

あまりにヒマだったときに、1から順に書き出してみた。番号は1〜57まで、そのうち有効なチャンネルは49タイ語で放送しているのが半数以上だったけど、残りは海外のチャンネル。NHKもそうだし、英国のBBC、オーストラリアはAustralia Networkというチャンネルが見れる。ほかにもドイツやイタリア、韓国、中国、インドは音楽専門チャンネルもある。アメリカの古いアニメばかりを24時間放送しているチャンネルもあって、頭が疲れるとよくここを見ている。バッグスバニーとか、スクービードゥーとか、意外とおもしろい。

NHKよりも日本語がよく聞こえるのは台湾のJETというチャンネル。ここはドラマ中心に日本の番組に中国語(?)の字幕をふって放送してるのだ。今さらだけど「牡丹と薔薇」をやっている。まだ二人が中学生の設定。牡丹と香世は仲良しでドロドロはしていない。今では続きが楽しみになってしまった。だって日本で普通に放送してた頃は働いていて、お昼にTVなんて見れなかったんだもん。他にも1年以上前の情報番組が放送されたりしている。「情報」の意味があるのか。ずっと台湾の字幕を見ていると共通点があることに気づく。例えば男性を「さん」付けで呼ぶとみんな「先生」になってしまう。女性に「さん」付けしてる時は「小姐」だった。それとも「ちゃん」的感覚なんだろうか。もっと見て勉強しなければ!